35歳からフリーターを辞めない考え方

フリーターとして生活をしている人は、国の実施している労働力調査によれば、現在、約152万人いるそうです。しかも、フリーターという言葉の概念から、この人数というのは34歳までの若年層にある人であって、35歳以上の年齢で、フリーでアルバイトの生活をしている人の数は反映されていません。 では、このフリーターの人たちは、なぜ就職をしないのか、そのメリットについては、以下のことが挙げられます。 まず、組織に縛られない、ということは大きなメリットになると思われます。組織のしがらみの中で、その方針に従って仕事をするということは、自分の考えをしっかり持っている人にとって、その方針が合わなければ、かなりのストレスになります。また、組織に所属することによっての人間関係も、うまくいかないとかなりのストレスを抱えることになります。しかも、きちんとした会社ほど、目標管理、成果主義が行われており、それに応じた結果を残す必要性や、自己の能力の向上を求められることになります。フリーターの場合、それがない、いやならばいつでも辞められる、というのは、ストレス社会と言われている現代において、大きなメリットではないでしょうか。 加えて、特に若年層にとっては、下手に正社員として働くよりも大きな収入を得られることになるということもメリットが大きいのではないでしょうか。そのほか、休身が取れやすい、いやな仕事はすぐに変えることができる、等と言ったことも挙げられます。 また、このフリーターの人たちが、就職をしないことによっておこりうるデメリットとしては、以下のことが挙げられます。 フリーターには、社会保障制度がほとんど機能していないといえます。今後の日本の年金制度がどうなるのか、まったく未知数ですので、この点はともかくも、一応、年金制度や健康保険制度、雇用保険制度などの日本の社会保障制度の恩恵を受けることがほぼないといえます。ある程度の時間数働いていれば、こういった問題はクリアできる部分もあるでしょうが、一般的には、ほぼないと言える状態です。 加えて、社会的な地位と信用が確立されていません。さまざまなローン審査にはまず通らないですし、職業欄にフリーターと記載して、それをよし、とする風潮はまず今の社会ではありません。フリーターと結婚しようと思う女性はまずいない、といっていいでしょう。さらには、有給休暇制度もほぼないといえますので、休んだら即収入がない生活になります。長期に休もうものならば、もう来なくてよい、といわれるわけです。 いずれにしろ、それを好きで選んでいる人、そうではない人がいるわけで、好きで選んでいる人はよいとしても、そうではない人が定職に就くことができるように支援することは国の課題ではないでしょうか。

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